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研修機材&消耗品

 この売り場では、研修講師をつとめる際に、「あれば便利」「あってよかった」と感じる備品類や、平凡だけどちょっと使い勝手のいい消耗品をご紹介します。「どれを使っても同じでしょ?」というご意見もあるとは思いますが、プロの意見にもちょっと耳を貸してみてください。決してご損はさせません。

レーザーポインタ

 ちょっと値が張りますが、視認性と操作性の良いものを厳選しました。当店はグリーンレーザーのみをご用意いたしておりますが、いまやレーザーはグリーン以外は考えられません。ちょっと高くてもぜひグリーンレーザーをお選びください。

サンワダイレクト レーザーポインター 緑 プレゼンリモコン
70時間連続照射 200-LPP037

当店のオーナーが先月まで2年間ほど使用していた製品です。これまでコクヨ製ばかり使ってきたのですが、たまには他のブランドを使ってみようということで使い始めたものです。ボタンの並びがコクヨとは異なり、またボタンの感触もかなり違いますので、コクヨを使い慣れた方は最初戸惑うかと思います。
使用した感じはまずまずです。オーナーが不器用だからなのか、レーザー照射ボタンを押しても、時折反応がなく、押し直さなければならいこともありますが、致命的なほどではありません。ただ、この製品の良い点は、なんといっても「安い」ということにつきます。この性能でこの値段はお買い得ではないでしょうか。
コクヨ製品に比べてレシーバー(パソコンにさすやつ)がとても小さいので無くさないようにご注意ください。

コクヨ 緑色 レーザーポインター エコノミータイプ ELA-G130

この製品は、「やっぱレーザーポインタ買うならコクヨだよね」というコクヨ神話の信奉者がアマゾンでグリーンレーザーポインタを買おうとしたとき、コスパの面でベストチョイスだともいます。
回りくどい言い方になってしまいましたが、結論から言って、当店で無理にこれを買う必要はないと思います。価格は上に掲載したサンワダイレクトの方が安いですので、値段重視ならそちらをお勧めします。もし「どうしてもコクヨでなければ」という方であれば、上位機種であるELP-G30Nを選ばれることをお勧めします。しかし困ったことにアマゾンではELP-G30Nの取り扱いがないのです(2020.3.10現在)。
ですので(こんな言い方もなんですが)無理に当店で買わず、他店でELP-G30Nをお買い求めいただくことをお勧めします。価格はかなりお高めですが、ボタンの感触など「さすがコクヨさん」とうならせるものがあります。実はオーナーもいまはELP-G30Nを使っています。

指し棒(伸縮式ポインタ)

 パワーポイント全盛時代であっても、模造紙を使った発表やホワイトボードに板書された情報の解説では昔ながらの指し棒に勝るものはありません。

コクヨ 指示棒 サシ-2

製品名やメーカーを知らなくても、日本人でこの形の指し棒を見たことのない人はいないのではないでしょうか。コクヨの他に開明という墨汁や書道用具を作っている会社も似た製品を製造しており、ご覧になったのはおそらくどちらかの製品だと思います。
研修会場はもとより、ちょっと大きめの会議室には必ずどこかに転がっているやつです。しかもかなりの確率で曲がっていたり、先の方が折れてたりしますよね。
オーナーがコクヨ贔屓なので、当店ではコクヨ製をご紹介しています。長さは120cm弱で、大きめのスクリーンでも問題なく使用できます。研修会場に持ち込む指し棒としては定番中の定番ですので、文句なしのお勧め商品です。

オープン工業 指示棒 PT-100

上でご紹介したコクヨの指し棒(サシ-2)は安定のド定番品なのですが、持ち運ぶことを考えるとちょっと邪魔になりやすいのも事実です。かといって軽い指し棒では短すぎて、大型スクリーンでは少々厳しいのです。
そこで一定の長さを保持しつつ、持ち運びの容易さを考えるならこのオープン工業製PT-100がお勧めです。長さは96cmとサシ-2に比べればかなり短いものの、何とか一般的なスクリーンであれば隅まで指すことができます。研修中、オーナーは上着の内ポケットに1本忍ばせていることもあります。値段も安いので、折れ曲がったり会場に忘れて帰ってもあきらめがつくというのもありがたい。
職場に2~3本、買い置きされては如何でしょうか。

コクヨ 指示棒 サシ-1

この製品は「コクヨブランドと軽さにこだわりたい」という方向けに掲載した商品です。
値段から見ても「これ買うんだったら、100円ショップで売ってるやつで良いかな・・・」という気がしてきます。それだと、どぶに落ちたハンカチを拾うときでも惜しげもなく使えますよね。
もう一度言いますが、「どうしてもコクヨでなければ」という人向けです。

書画カメラ(OHC)

 なくても研修は成立しますが、これ1台あれば研修のバリエーションが飛躍的に広がります。小型で持ち運びには便利だが解像度はやや劣る機種か、大型で持ち運びに苦労するが解像度が抜群の2機種を用意しました。

エプソン プロジェクター 書画カメラ ELPDC07

書画カメラを用意できれば研修の進め方が大きく変わります。これがあれば、グループ討議のまとめに模造紙を使うほどの時間のない研修で、緊張感のある討議が実現できます。話し合って終わりではなく、A4コピー用紙に討議の結果をまとめ、書画カメラに表示して発表させることで最後まで集中した討議が実現できます。
このELPDC07は最大8倍デジタルズーム搭載、最大撮像サイズB4という優れもの。しかも軽いので出張などでも持ち運べます。ただし、あくまでも精密機器なので取り扱いは丁寧に。

エプソン プロジェクター 書画カメラ ELPDC21

上でご紹介したELPDC07はコンパクトなボディに高性能な光学系を備え、討議結果の発表などでは申し分のないパワーを実現してくれます。しかし、そこはやはり小さいだけあって機能には限界があります。とくに発表文書をズームした際に画像がぼやけてしまうのはやむを得ないところです。その点、このELPDC21は光学12倍ズーム/フルHD対応/最大撮像サイズA3というELPDC07とは次元の異なる高性能を備えています。
一方、難点は大きさと重さです。外部会場への持ち運びというのはあまり現実的ではないかもしれません。これを活かすには社内の会議室での使用をお勧めします。社内であればプロジェクタと同程度の持ち運びの手間で済みます。

筆記用具(マジック類)

 主に研修中のワーク(グループ討議の結果のまとめ等))で使う筆記具をご紹介します。

三菱鉛筆 水性ペン プロッキーツイン PM150TR.24 黒 10本

グループ討議では検討結果を取りまとめ、発表させることで学習効果を最大化できます。模造紙を用いての発表はその代表的な手法ですが、そこに書き込むためのマジックに無頓着な会社が多いように感じます。
最近の会議室のテーブルは、見た目がきれいなばかりでなく、多くの機能を備えており、とても高価です。このテーブルの上に模造紙を広げ、油性マジックで字を書くとどうなることでしょう。万一裏映りでもしてしまったら、研修終了後に総務の方に叱られます。
そこで用意したいのが水性マジックです。プロッキーは顔料インクですので裏映りのリスクが非常に低いことが知られています。マジックの値段を気にするあまり、高価なテーブルを台無しにしては元も子もありません。

三菱鉛筆 水性ペン プロッキーツイン 極細 PM120T.24 黒 10本

上でご紹介した模造紙用の太字のブロッキーの細字版がこれです。A4用紙に書く場合は、もう一枚の紙を下敷きにするなど、模造紙に比べれば裏映り対策はしやすいのですが、研修中は何が起きるか分かりません。
もしもの備えに細字のマジックもブロッキーをご用意されることをお勧めします。

三菱鉛筆 水性ペン プロッキーツイン 8色 PM150TR8CN

コンプライアンス研修では、討議結果のまとめでカラフルな色彩を施すことはまずないと思います。しかしそれも受講者によります。新入社員研修などでは、彼らを飽きさせないためにも遊び心を取り入れることも大切です。
その手法の一つとして模造紙のまとめをカラフルにさせるという方法があります。そんなときも裏映り防止のためにプロッキーの使用をお勧めします。

三菱鉛筆 水性サインペン プロッキー PROCKEY 極細+細字丸芯 PM-120T 10色セット

同じくA4コピー用紙を用いた討議結果のまとめについても、カラフルなまとめ方をするなら、裏映り防止のためにプロッキーの使用が安全です。

消耗品類(模造紙)

 研修で行う各種のワークを円滑に進めるための消耗品をご紹介します。

マルアイ模造紙 白 20枚 マ-21 ( マス目入り)

「模造紙はどれも同じ」と考えていませんか。模造紙の表面をよく見ると、うすい線(方眼)が引かれているものがあります。この線があると文字をまっすく書きやすくなるだけでなく、検討結果を取りまとめる際に全体のスペース配分の検討が楽になります。受講者の負担を軽減させるという意味でも、マス目入りの模造紙の利用をご検討ください。

マルアイ模造紙 白 20枚 マ-シ21 (無地 マス目なし)

こちらは上で紹介したマス目入り模造紙からマス目をとったものです。どうしてもマス目があると具合が悪い場合はこちらをご使用ください。

ホワイトボード関連(代用品、再生コート)

 「ホワイトボードが足りない!」「最近、ホワイトボードが消えにくくて・・・」とお嘆きのあなたに朗報です。世の中には便利なものがあるんです。

コーワライティングシート (透明25枚)

グループ討議の成果を模造紙にまとめることで、検討成果が形になり、学習効果も高まります。しかし、「模造紙にマジックで書く」といったとき、受講者は「間違いが許されない」から「考えが固まるまで書かない」という心理状況に陥りやすく、結果として模造紙の効果が減殺されてしまうことがよくあります。そこで活用したいのがホワイトボードです。最近の研修会場ではグループ数分のホワイトボードの準備が可能な施設が増えてきましたが、社内会議室では容易ではないことも多いと思います。
そんなとき活躍するのがこのライティングシートです。テレビ東京の「トレたま」でも紹介された優れもので、静電気で壁に張り付くシートの表面に特殊加工が施されており、ホワイトボードと同様に書いたり消したりができます。しかもホワイトボードと異なり、スペースいっぱいに書いても消す必要がなく、新たなシートを張ることで永遠に書き続けることができます。これにより思考過程での自由度が飛躍的に向上します。
ホワイトボードの用意が難しいときは、ぜひこのシートの活用をご検討ください。

ホワイトボード再生コート (15mlコーティングキット)

失礼ですが、貴社のホワイトボード、きれいですか?
表面が劣化したホワイトボードは文字が消えにくく、見た目が汚いだけでなく、情報セキュリティの観点からも決して好ましくありません。
ホワイドボードが消えにくくなるのは、度重なる水拭き、油性ペンで書いた文字をアルコールで消すなどといった禁じ手を繰り返すからですが、普通に使っていても時間の経過とともに次第に劣化します。
そんなときはこの再生コートを使ってみてください。新品のときの感じがよみがえります。

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